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昭和レトロ 二代目おくだ 作 (奧田) 広継 皮有り 茶色段巻 5本継 366cm 籐握り 関西へら竿　No4初代おくだ(奥田)は、昭和レトロの関西へら竿を代表する竿師です。昭和レトロの竿の多くは、皮無し、竹の表皮を削り取り、とても均一な竹の柄を特徴としています。紀州のへら竿の穂持ちは高野竹を使い節巻を施しておりますが、昭和レトロの竿の多くは、穂持ちの節巻も無く、矢竹を使用し、耐水向上の為に込み部分まで総塗を施しています。初代おくだ の弟子には、関西へら竿では有名な西作も直弟子になります。出品のへら竿　二代目おくだ作の皮有り茶色段巻5本継 のへら竿です。穂持ち下は節が出ている部分があり、節の形状から高野竹と判断できます。旭匠(孤舟)の段巻(節巻)竿の台頭から、この竿は珍しく、段巻で製作されています。穂持ちも穂持ち下も高野竹で、穂持ちは、補強巻き糸を節の部分に施しており、紀州へら竿の流れに従った竿となっています。時代の流れを感じる竿です。玉口の変形、口割れは、ありません。竿の反りも殆ど無く、自然竹の範囲です。この竿は本漆仕上となっています。所感ではありますが、基本に忠実な竿ですが、柔らかな芯があるへら竿です。へら竿：関西へら竿 茶色段巻竿の状態：コレクション用竿師：　二代目おくだ (奥田)竿種類：段巻へら竿(穂持ち下節出し)脇名：広継竿長：122寸（約366cm）竿仕舞：段巻　5本継　２本仕舞握り：漆がけ籐握り仕上 : 茶色節巻　本漆仕舞い寸法：　91cm(竿栓含む)穂先径：　最太部3mm 最細部1.1mm手元径(握りの上部)：　12.7mm竿調子：　先調子竿材：矢竹　穂持ち下と穂持ちは高野竹(穂持ちは補強巻き糸あり)穂先材：　竹削り穂 (巻糸有り)蛇口はリリアン昨今の竿は合わせ穂が多いのですが、この竿はおくだの削り穂です。紀州へら竿と同じ穂持ちと穂先の対比の長さです。(蛇口の塗装仕上げからオリジナルと判断)付属品：　純正ローズウッド竿栓 、高級二重竿袋　※掲載写真のみ。マイナスポイント：非純正竿袋　ただし高級二重竿袋付属昭和時代の作品ですので、細かな傷等はございます。カーボン竿のような直線性は自然竹製品では不可能です。神経質な方は、入札をお控えて下さいませ。