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素材...本革カラー...ブラックスタッズベルトの始まりはアメリカ西部史の時代である19世紀代に遡ります。カウボーイ達が、馬具やベルトといったレザー類にスタッズを打ったコトが始まりだとされています。鋲を打ち込むコトによって、激しい労働に十分に耐えられるアイテムである一方、ロデオショーなどでカウボーイ達がアクセサリーとして魅せるファッションアイテムでもありました。今日紹介するのは、そんなスタッズベルトの火付け役ともなった“MADE IN USA”のハンドメイド手法によって妥協を許さないブランド「HOLLYWOOD TRADING COMPANY/HTC」です。その拘りによって海外セレブを筆頭に一挙に世界中に名を轟かせました。2000年創業の若いブランドですが、創立者であるジップ·スティーブンソン氏が、最も多く生産されていた1930年代頃の旧いヴィンテージのスタッズベルトを自身のショップに置きたいと思ったのがキッカケでした。当初その年代のオリジナルを扱っていましたが、なかなか状態の良い個体が見付からない為、ならばハンドメイドで作ろうと1995年頃からスタッズベルトの制作をスタートしたのです。コラボアイテムやショップ別注など数え切れないほどのデザインバリエーションを展開している点も話題となり高い人気を博しているんですね。HTCといえばピーナッツ柄にスタッズを打ち込んだパターンを思い浮かべる方が多いと思いますが、お譲りするのはそれらと一線を画す初期の頃の作品であるレアな逸品です。ブラックの蛇革をドットスタッズでサークル状に取り囲み、センター一直線にダイヤスタッズとブラックストーンスタッズを交互に打ち込んでいます。最後の写真は私が普段愛用しているHTCのベルトですが、日本の誇るベルトブランド「ヴィンテージワークス」とのコラボモデルです。こちらにも同じダイヤスタッズが打ち込まれていますが、紹介のベルトもデザインパターンも秀逸ですが、このダイヤスタッズが打ち込まれており、市場に出回っている数も少なく今やとても貴重な1本なんですね。ほとんど使用していなく、コレクションとして保有していたような状態です。W34 全長約100cmベルト穴···最小約83cm〜最大約93cm流行に媚びない一生モノとなりえるこのスタッズベルトで無骨にキメてみませんか？